2009年11月22日

◎トヨタ再生へのイバラ道

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◎トヨタ再生へのイバラ道
アメリカの「日本車追い出し策」が裏にあるのではないかと睨みながら追っていた「トヨタのリコール問題」


詳しいことはこちらのリンクをご参照ください。

◎崖のふちのトヨタリンク集
< http://sqoption.blog33.fc2.com/blog-entry-280.html >

結局、リコールが決定し、多額の損失を出すことになってしまったトヨタ。
今日は、そんなトヨタの再生への道について見ていきたいと思います。


1,「2030年ビジョン」

日経新聞(2009年11月19日)の「企業ー強さの条件」をみると、

8月下旬からトヨタグループ主要12社の経営企画担当幹部がひそかに集まり「2030年ビジョン」の初会合を開いた模様。

そこで浮上したキーワードは「多極化する世界」。

豊田中央研究所の代表取締役、滝本正民氏はこの点、
「地球を平均的に見ては間違える」と、グローバル化による世界均一化を否定しています。



2,中国での失敗

この焦りの根元は、中国での失敗にありそうです。


中国でのトヨタのシェアはなんと、わずか6%。


トヨタが中国で初めて現地生産する乗用車を発表した2002年。

トヨタ自動車の中国戦略について、同社中国部長の岡田 哲治氏(当時)は、

「長期的には、現地生産および中国への輸出をあわせた全体で、中国市場の10%のシェアを取りたいという目標を掲げている。」

と、中国市場のシェア目標を10%としていますが、目標を掲げてから7年が経った現在、全く目標に達していません。


(※参考「中国市場でもシェア10%目指し現地生産を進めていく---トヨタ」)
< http://www.nikkeibp.co.jp/archives/223/223366.html >


3,なぜ、トヨタは中国で失敗したのか?

(1)グローバル化の波に乗りすぎた
上述の滝本正民氏の言葉
「地球を平均的に見ては間違える」
の言葉どおり、注力するポイントを間違え、新興国市場で出遅れた点は大きいと思われます。

(2)大型車・高級車主体に走りすぎた
中国の経済成長により、全体的に賃金が上がったことにより、中級車を購入できる層が増えたため、
大型車・高級車主体の拡大を急いできたトヨタは自然とシェアを落としてしまいます。

(3)中国の自国メーカーに対する国家支援
BYD・CHERRY・吉利などの中国民族系自動車メーカーへは減税処置などの国家支援があります。

(4)ブランドイメージの弱さ
トヨタはホンダよりも後の進出となったため、ブランド力が劣ります。


これらの要素が総合的に絡み合い、トヨタの中国での失敗に繋がったものと思われます。



4,トヨタの再生戦略

このままでは終われないトヨタ。
再生へ向けて手を打ってきています。

まずは、人事面。

上述の日経新聞の記事によると、1980年代以降、急ピッチな海外生産を担った人材の再結集が予定されており、
既に50〜60歳代のメンバー1000人近くがリストアップされているようです。

次は、研究体制。

トヨタがF1撤退を発表した翌日の11月5日、
トヨタが中国に300億〜400億円をかけて大規模な研究開発センターを建設する計画であると発表。
中国人のニーズに合った「中国専用車」を開発することで、シェア拡大を目指すとのことです。

計画によると、建設予定地は上海からほど近い江蘇省常熟市で、
開発スタッフは数百人規模。同社が第一汽車と広州汽車との間に設立した合弁会社にも研究開発部門はあるものの、
技術流出を警戒し、スタッフはともに50人程度しか配置していません。

このことから、トヨタが中国市場に本腰を入れ始めたことが分かると思います。


(※参考「F1撤退のトヨタ、中国に大規模な研究開発センター建設」)
< http://www.excite.co.jp/News/china/20091107/Recordchina_20091107001.html >


トヨタの復活がなるか否かは、中国市場の成否に大きな比重がありそうです。
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・プロフィール
Author:ハレる
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posted by はちみつ 美容 at 15:21 | TrackBack(0) | 健康には
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